栄養ドリンクで疲れがとれない理由とは?疲れの原因は●●●●
栄養ドリンクを飲んでも疲れがとれないとお悩みではないですか?
疲労についての科学的な研究が進み、栄養ドリンクは疲れをとる効果がないばかりかとても危険なことが分かってきました。
今回は、「栄養ドリンクで疲労がとれない理由」について詳しくお伝えします。
疲れの原因は栄養不足じゃない!
そもそも疲れはどうして起こるかご存じですか?
ここ10年で疲労に関する研究が進み、私たちに疲れを生じさせるのは活性酸素だということが分かってきました。
ご存じのように活性酸素は老化の原因となる物質ですが、疲労を引き起こす原因でもあったんです。
人間は、体内に取り込んだ酸素を細胞内で燃焼してエネルギーを作り出し、それを使って活動します。
この過程の副産物として発生するのが、活性酸素です。
この活性酸素は、通常、細胞内に存在する抗酸化物質によって除去されるため、普通の活動量ではそれほど問題になりません。
ですが、オーバーワークなどによりエネルギー生産が多くなると、それに伴って活性酸素も多量に発生し、抗酸化物質による活性酸素の除去が追い付かなくなります。
その結果、細胞内に残った活性酸素が細胞内の様々な箇所を傷つけて、細胞の機能が低下し、疲れを生じさせるのです。
運動による負荷の場合は主に筋肉の細胞が、ストレスなど精神的な負荷の場合は脳や神経の細胞が傷つき、疲れを感じるようになります。
栄養ドリンクで疲れはとれない
先ほども述べたように最新の疲労研究の結果、疲れの原因は栄養不足ではなく、過剰に発生した活性酸素です。
これが、栄養ドリンクで疲れがとれない理由です。
栄養ドリンクには疲労の原因物質・活性酸素を除去するものが含まれていません。
栄養ドリンクは疲れがとれないばかりか大変な危険をはらんでいます。
まず1つ目が疲労のマスキングです。
栄養ドリンクの多くにはカフェインが含まれています。
カフェインは眠気を覚ます覚醒効果があり、一時的に疲れを感じなくさせるマスキング効果があります。
また、微量のアルコールが含まれているものが多く、このアルコールによってもたらされる高揚感によって一時的に疲労を感じなくなります。
カフェインや微量のアルコールで疲れ自体がなくなったわけではなく、一時的に疲労を感じさせなくしているだけです。
さらに栄養ドリンクには多くの糖分が含まれます。
多量の糖分を一気にとると、血糖値が急上昇します。
あらゆる病気の予防のためには血糖値を急激に上げないことが大切です。
疲れをとる目的で飲んでいた栄養ドリンクが病気の引き金になっているとしたら、怖いことだと思いませんか?
疲れをとる究極の成分とは?
栄養ドリンクで疲れがとれないとしたら、一体何が疲労回復に効果的なのでしょうか?
2003年から大阪市、大阪市立大学など5大学、大手食品メーカー・大手医薬品メーカー18社が国家予算15億円を使った抗疲労プロジェクトをスタートさせました。
その中で一般社会や医薬界で疲労回復に効果があるとされてきた23の成分を徹底的に調べたところ、イミダゾールジペプチドという成分に抜群の疲労回復効果があることが分かりました。
イミダゾールジペプチドは体内で持続的に抗酸化力(活性酸素を除去する力)を発揮する成分です。
抗酸化力が高い成分といえば、ポリフェノールやカテキンがありますが、摂取しても体内では数時間しかもたず、ほぼ脳にも届きません。
ですが、イミダゾールジペプチドを摂ると、2種類のアミノ酸に分解されて骨格筋や脳の組織に運ばれ、そこで再びイミダゾールジペプチドに再合成されます。
ですから、疲労した筋肉や脳に直接効き、抗酸化力が持続するのです。
イミダゾールジペプチドを摂取し続けていれば、活性酸素が発生するたびにやっつけてくれるという頼もしい存在なんです。
イミダゾールジペプチドが含まれる食べ物は?
イミダゾールジペプチドは、1日200mgを2週間以上食べ続けることで疲労回復効果を実感できると言われています。
では、イミダゾールジペプチドはどんな食べ物に含まれているのでしょうか?
イミダゾールジペプチドは以下のような食べ物に多く含まれています。
鶏の胸肉
100g中に200mgのイミダゾールジペプチドが含まれます。
低脂肪・低カロリーで良質なタンパク質も摂取できます。
イミダゾールジペプチドは熱に強く、炒めても、揚げても変質しないので唐揚げでも蒸し鶏でも何でもOKです。
豚ロース肉
130g中に200mgのイミダゾールジペプチドが含まれます。
ビタミンB群や亜鉛などの必須栄養素も含まれています。
イミダゾールジペプチドが含まれるのは筋肉の部分なので、赤身を選ぶようにしましょう。
カツオ刺身
150g中に200mgのイミダゾールジペプチドが含まれます。
タンパク質を多く含み、血合いの部分にビタミンB群、鉄分などの必須栄養素が含まれています。
鶏もも肉
300g中に200mgのイミダゾールジペプチドが含まれます。
ささみ
200g中に200mgのイミダゾールジペプチドが含まれます。
栄養ドリンクで疲れがとれないとお悩みの方は栄養ドリンクをやめてイミダゾールジペプチドが含まれる食べ物を食べるようにしてください。
イミダゾールジペプチドを手軽に摂れるドリンク
疲労回復に抜群の効果があるとはいえ、毎日イミダゾールジペプチドを含む食べ物を食べ続けるのはちょっと大変と思った方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のためにイミダゾールジペプチドを手軽に摂れる「イミダペプチドドリンク」というものもあります。
1本300ml中に200mgの高品質なイミダゾールジペプチドが入っています。
これなら無理なく毎日続けられるでしょう。
今なら、10本入りお試しセットが980円(税込・送料無料)で購入できます。
気になる方は一度お試しになってみてはいかがでしょうか?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「栄養ドリンクで疲れがとれない理由」についてお伝えしました。
疲労についての研究が進み、疲労は栄養不足が原因で起こるのではないことが分かってきました。
疲れた時は栄養ドリンクではなく、イミダゾールジペプチドを摂るようにしましょう。
究極の疲労回復成分「イミダゾールジペプチド」
渡り鳥のオオソリハシシギはアラスカからニュージーランドまでの約1万1千キロを無着陸で9日間も飛び続けることができるのだそうです。
また、大型回遊魚のカツオやマグロは泳ぎ続けていないと死んでしまうのだそうです。
渡り鳥や大型回遊魚がそれだけ長い時間活動し続けられる秘密はイミダゾールジペプチドにありました。
イミダゾールジペプチドは渡り鳥の羽の付け根の筋肉に、大型回遊魚の尾ビレに多く含まれています。
イミダゾールジペプチドは疲労物質の活性酸素を持続的に除去してくれる驚きのパワーを持っています。
疲れをとるのにウナギは意味がない
疲れた時にウナギを食べるという方は多いですよね。
ですが、疲れた時にウナギを食べるというのはあまり効果がないんです。
実はウナギを食べて疲労回復できたのは栄養状態が良くない江戸時代や戦前の話しです。
現代では普通の食生活をしていれば、栄養不足による疲労はまず起こりません。
そればかりかウナギは脂肪分が多いので逆に胃の負担になり、疲れてしまうというのです。
誤った知識は逆に疲労を悪化させてしまう恐れがありますので、最新の知識を取り入れるようにしましょう。